■装備・持物(メンテナンス用品)
日本一周は1ヶ月以上の長旅になる。どんな、故障・トラブルに遭遇するかわからない。日本一周の中断又は修理での足止めを防ぐためにはどの様な準備をしたら良いのか?
又、以下は、出発前に準備した物ですが、実際に【使ったかどうか?】を帰宅後に追記しています。
●基本的な考え方
想定されるトラブルに対処する為に、全ての工具や補修部品を車載するのは事実上不可能です。従って以下の観点に基付いた最低限のメンテナンス用品は持つ様にしたい。
・基本工具
・最低限の最寄のバイク屋迄、走っていける部品・用品・準備
●車載工具+アルファ
【使ったかどうか?】 ○ 良く使った。
ミラーの緩み調整。ハンドル周りの部品の緩み。チェーン外れなど。
又、肝心な物を持っていなかった。それはプラグレンチと予備のプラグ。途中で買った。
●クラッチレバー、ブレーキレバー
補修部品として、これだけは持っていきたい。
事故は考えたくないが、単車のレバーなんて”立ちごけ”(駐車状態から倒れる)だけで折れてしまう事がある。
右ブレーキレバーならまだしも、左クラッチレバーを追ってしまうと、その場から自走不可能になる。
【使ったかどうか?】 △ 使いかけた。
自損事故によるバイクに使いかけた。結果はクラッチレバーの支点をこじり、固着した。
意外にレバーは曲がるだけで折れなかった。 事例【とんびを避けて自爆】のページへ
●パンク修理材
これもクラッチレバー同様に自走不可能になる。見知らぬ土地には何が転がっているか解らない。
【使ったかどうか?】 △ 使いかけた。
10cmぐらいの木ねじを踏んでいた。しかしエア抜けず、レッドバロンに持ち込んでちゃんとパンク修理したので使わなかった。タイヤパンドーはあくまでも応急処置。でも山の中のパンクには必要だと思った。
●チェーンルーブ
MUSTでは無いがこれ位はもって行きたい。日本一周は相当な距離を走る。チェーンを切ったら当然自走不可能なので、予防処置としてこまめに給油したい。
【使ったかどうか?】 ○ 良く使った。
定期的に給油し気分的にいい感じだと思っていましたが、チェーンは緩んでおり、立ちゴケでチェーンが外れる事がありました。
バイク屋さんに持ち込むと、「チェーンが伸びきっている。」との事。チェールブよりもそもそもチェーンが伸びていては意味が無い。出発前にちゃんとしたチェーンへ整備が必要ですね。
●ガソリン携行缶
これはちょっと微妙だ。携行はたいした量を持てないしかざばる。ロードサービスを呼ぶ手もある。過去にガス欠でJAFを呼んだこともあるのだが今回は止めておこう。
⇒ガス欠でJAFを呼ぶ(http://www.bike99.info/12_etc/2013/jul/jaf.html)
【使ったかどうか?】× 使わずに済んだ。
ちゃんと走行距離と地域状況を把握し、給油していたので。
でも北海道は異常に給油所が少ない。(高速道路がそうでしたが、下道もそれに結構近い)
小さいバイク(原付など)では必要と思いましたし、原付系の旅人は必ず持っていました。
Update 2016/03/11 Plan 2014/04/23
次の準備
ミニバンなどの車であれば何も考えずに、使いそうな物を何でも積めるだろう。しかしながら、バイクでは積める量は限られる。一人用のコンパクトな物をチョイスする必要がある。